マルチワーカーとは誰か

 

マルチワーカーとは誰か。

マルチワーカーとは、複数の収入源を同時に持つことによって、組織に依存せずに働く人々のことである。

では、あなたがコンビニとカフェのアルバイトを同時にしていたらどうか。

実はこれだけでは、マルチワーカーとは言い難い。

正確には、あなたはマルチワーカーであるかもしれないし、マルチワーカーではないかもしれない。

僕らが大切にしている2つのスタンス、「使用人との対話」と「市場価値のデザイン」について。

 

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マルチワーカーの仕事選び

 

マルチワーカーの仕事選びは、自分がどんな日々を過ごしたいかを考えることから始まる。

例えば僕だったら、今抱えている他の案件に支障をきたさず、かつ健康的な生活を維持できることが絶対条件になる。

設計事務所で働いている週3日は働けないし、個人で抱えている案件やこのwebサイトもあるから、週2日くらいは自由に動ける日が欲しい。とすると、勤務時間についてはかなり限られてくる。

さらに僕は、仕事を通じて自分自身が成長できることをとても大事にしていて、職種もかなり気にしている。

はっきりいって、そんな都合のいい求人にはなかなか出会えない。

そこで出てくるのが、「使用人との対話」である。

 

 

使用人との対話

 

都合の良い求人はなくても、人手を欲している使用人はたくさんいる。そして彼らの多くは、「終身雇用で雇いたいわけではないし、なるべくお金をかけたくない」と思っている。

実は僕は、賃金の最低条件は今のところそれほど高くない。

僕は仕事を増やさなくても一応は生活が成り立つからだ。

ならば、都合の良い求人に出会うのを待つのではなく、使用人に営業をかけよう。

自分にとって都合の良い求人をつくるんだ。

前提条件を一旦脇に置いておいて、お互いがwin-winになるように労働条件を対話によって決めよう。労働法と照らし合わせるのは、対話の後でOKだ。

 

そんなに上手くいくわけない、と思われるかもしれない。それはたんなる机上の空論だ、と。

でも実際僕らは「使用人との対話」をしているし、実際に勤務が始まってからでも、修正が必要であれば対話をする。

ここで重要になってくるのが、「市場価値のデザイン」である。

 

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市場価値のデザイン

 

市場価値とは、あなたを雇いたいと思わせる、あなたの魅力である。それは技術かもしれないし、実績かもしれなしい、資格かもしれない。

市場価値が高ければ、あなたを雇いたいと思ってくれる使用人は増える。

例えばあなたがある分野において、他の多くの人の何倍もの価値を提供できる人材であれば、「使用人との対話」を始めることはそれほど難しくないはずだ。

 

仮に技術も実績も資格もなにもなくても、諦めてはいけない。

僕らの大切にしているスタンスはあくまで「市場価値のデザイン」であって、これからデザインしていけばいい。

社会の中でなにが求められているかにきちんと目を向けて、1年後、5年後、10年後の、自分の市場価値をデザインしよう。

僕が仕事選びをする際に、自分自身が成長できるか否かを重要視しているのもその為だ。

 

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今述べたように、収入源を多角化したからといって、マルチワーカーであるとは言えない。

大事なのはスタンスだ。

僕も今後、もしかしたら一時的に収入源が1つになる時がくるかもしれないけど、その時も引き続きマルチワーカーと名乗りたい。

おそらくその時も、自分の市場価値を高める努力をしていたり、お金にはならずともなにかしらの活動をしているはずだからだ。

 

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