「一億総活躍社会」その前に。

 

人口減少の時代である。
経済がゆるやかにダウンシフトしていく昨今、あなたはただ闇雲に労働する状態から抜け出さなくてはならない。
仕事に対する問いは「どう働くのか?」から「なぜ働くのか?」に変わりつつある。

2017年は「働き方改革」の年

2016年6月2日、政府は「ニッポン総活躍プラン」を閣議決定した。
日本全体の経済活動を一層強化するため、子育て支援や社会保障に注力することで広義の経済活動を活発化させよう、という流れだ。

それに向けたチャレンジの一環として「働き方改革」を合わせて掲げている。
多様な働き方を可能にし、中間層の労働力に厚みを持たせよう。
そういう施策だ。

しかし、ぼくは疑問に思う。
「働く」という極めて個人的な営みを、トップダウ式に変えていくことは可能だろうか?
今年は人々の働き方が大きく変わる、そんな年になるだろうとは思う。
ただし、それは仕事への向き合い方の変化だ。

「どう働くのか?」から「なぜ働くのか?」
主観的、かつ個人的な疑問。
しかし、これは大きな波になるだろう。
そう思う。

 

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「どう働くのか?」から「なぜ働くのか?」へ

 

高度経済成長時代を経て、あなたの働く目標は「お国の経済の上昇志向」だけではなくなった。
ダウンシフトの時代である。
ただモノをつくる、サービスを提供するだけでは新たな価値は生まれない。
働くということに盲目的でもどうにかなる時代ではないのだろうと思う。
これまでただ目の前の業務をこなしてきただけのあなたは気づくだろう。

「私は、なぜ働くのか」と。

「働く」ことに対するモチベーションはさまざまだ。
人それぞれであってよいのだとは思う。
ただし、あなたの仕事に感じている価値が下記のこれだとしたら、それは早急に見直す必要がある。

「給料がもらえるから」

労働が賃金の対価でしかない時代はじきに終わる。
新しい価値を生み出したり、個人の市場価値を高めたり。
そういったタイプの、いわゆる「個人的な上昇志向」が必要になってくるだろう。

なぜか?
ただ待っているだけでは、あなたの活躍するステージはやってこないからだ。

 

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活躍のステージは降ってこない

 

マルチワークスは、個人が複数の収入源/職能をもって市場に参入することを推奨している。
これはすなわち「じぶんの活躍するステージを自ら創っていく」ということだ。
受動的ではいられない。
自らのアクションと編集の力によって、じぶんのフィールドを切り拓いていく。

「一億総活躍社会」は平等にはやってこない。
ただひたすらに、淡々と自らの市場価値をデザインし続けたものに訪れるのだとぼくは思う。

「働き方改革」の先へ行くか否かはあなた次第だ。

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